H30年度特別講習から交通・施設2級の教本が変わります
H30年度特別講習から交通・施設2級の教本が変わります
見出しの通り、交通警備業務2級・施設警備業務2級の教本が改定され新しくなりました。サイズもA5からA4へ、文字も12ポイントと大きくなりました。
従来の教本がベースになっておりますが、主な改定内容は、
① 最新の情報に整合性を統一
② 要点を絞りボリュームを約三分の二とした
③ 図解を多くしわかり易くした
④ 言い切り(~である)からですます調とした
⑤ 教本を熟読すれば試験対策になるようにした
⑥ その他(すみません、公表できません)
さらに、新教本に対応した新問題集も発売されました。
教本製作者が問題を作成していますので、非常にポイントを押さえた内容になっております。これは買いです。
なお、実技科目については従来通りとなっています。
※ 科目により一部改定がある場合は講師から伝達があると思います。
さて、教本が変わったなら試験問題はどうなるんだ?
という疑問が湧きますよね。当然、新教本に合わせた試験問題になっています。現在のところ詳細を語ることはできませんが、試験対策として言えるのは、
① 教本を熟読する
② 問題集100問を満点が取れるほど取り組む
③ 問題集の五択の枝(①~⑤)は全て重要なポイントとして教本にラインを引く
④ 各都道府県協会の事前講習に参加する
ということです。
ちなみに、H29年度に惜しくも落ちてしまわれた方は新年度の再試験を受けることになります。
各都道府県協会により取り組みに差があると思いますが、学科ポイントについては講師から指導が入るはずです。最低でも本講習において学科講義を受ける義務がありますから、その時間に教えてもらえるはずです。心配な方は事前講習への参加をお勧めします。というか、参加した方が良いです。
さて、雑踏・貴重品運搬2級については、現在、改定作業が進行中です。予定では平成31年度から運用と思いますが、正式発表を待たねばなりませんね。
それから、各1級は改定作業に入っておりません。ゆえに、従来通りの教本にて特別講習が行われます。
最後に、今回の教本改定は警察庁の別表に基づく内容にて精査されております。故に大幅な項目の削除はありません。しかしながら、各項目の解説を簡易化し、読めばわかるようにしています。難解と思われる漢字にはふり仮名も用いりました。
短期間に膨大な知識を詰め込み、いずれは忘れ去っていくような取り組みではなく、より理解を深め長期記憶として生かせるような改定を行いました。
是非、新教本による特別講習にチャレンジしていただき、国家資格保有者としてご活躍していただきたいものです。
コメント
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雑踏2級試験
雑踏2級を受けますが問題集100で
大丈夫ですか?
変更点は教育の時間ですよね?
アドバイスいただければ幸いです
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お問い合わせの件
雑踏2級検定対応の問題集ですが、現在は100問の問題集です。教育時間の改定について詳しいことを断定的に言えませんが、教本の中に時間数が記載されていれば最新の時間数に訂正が必要です。私の認識では文章中に時間の記載はないと思います。なお、巻末の「資料」は参考程度として添付したものであり、必修ではありません。言い換えれば丸暗記の必要は全くないです。