施設警備業務2級、特別講習を開催しました。
施設警備業務2級、特別講習を開催しました。
8月3.4日、郡山免許センターで施設2級講習を開催しました。
新規受講者64名、再講習19名、計83名でした。
考査員は北陸の方。名前は伏せさせて頂きます。
郡山免許センター
ここで、感想をひとつ。
多くの方がしっかりとした事前取り組みにより素晴らしい演技をなされていましたが、中にはそうでもない方がおられます。
そうでもない方は、さらに三つに分かれます。
- ①練習不足が明らかな方
- ②残念ながら国家検定取得者にふさわしくない方
- ③素質がありながらレベルに達しない方
という感じ。
- ①の方は、文言が抜ける、流れを間違える、正しい演技が出来ない。
- ②の方は、礼節、基本動作が出来ない、個別指導しても伸びが少ない、学科が半分も取れない。
- ③の方は、礼節、基本動作、声の出し方、流れなど基本を押さえつつも、文言・動作が自己流であり、全ての科目に減点項目が目立つ。
という具合です。
対策として、
- ①の方は、事前取り組み期間に余裕を持ち、何度も反復訓練する。演技・文言が正確か仲間に確認して貰う。
- ②の方は、社内における資質の向上に力を入れ、警備員の能力に対する底上げを図る。
- ③の方は、①と同様。さらに「人の話を良く聞く姿勢」を持つ。他人事と思わず自分のこととして身を正す。だいたいできていれば良いという甘えを排除する。
このような点が挙げられるでしょう。
いずれにしても、
企業におけるバックアップ体制の充実があってこそです。
今年度、「9月雑踏2級」「11月交通1.2級合同」「12月施設1.2級合同」の特別講習を開催予定です。その際の事前講習において、各社教育担当者に対する「社内検定研修」の手法についての講習会を開催できれば良いなと協議しております。
開催主体は協会の教育委員会が行うことになります。
まだ確定ではありませんが、より多くの受講者が充実した社内外の研修を受けられるよう熱望します。
余談ですが、福島県警察本部では「公安委員会が指定する路線」について、現在の5路線から増やす検討に入っています。詳細は不明ですが、ますます検定合格者の需要が高まることは必然です。
県協会、講師、加盟各社の協力の下、よりより教育体制の充実を図れるよう取り組んでいきたいと思います。
最後に、今回の特別講習では受講者の中に「将来の講師候補」と言える優秀な方を2名いらっしゃいました。
二人とも訓練時から態度、成績、取り組み姿勢が素晴らしく、試験終了後、「講師になる気はありませんか」と尋ねると「興味がある」「是非なりたい」とのこと。
所属企業、資格、教育従事期間など様々な条件をクリアしなければなりませんが、是非、諦めず講師を目指して頂きたいものです。
我々講師陣も最初は受講者だったのですから・・・
コメント
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金のたまご
お久しぶりです。
週末は、お疲れさまでした。
講師候補ですか。素晴らしい事ですね。
私も一名は、目を付けてました。
ぜひ、実現して欲しいものです。
きっかけも、大事ですよね。
私の場合、憧れと感動から講師になりました。
福島県をはじめ、全国には素晴らしい方々がおられます。
あう度に、勉強させられます。
今回の受講生の、全員の合格を願っております。
気合いダァォァァァ☆
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Re: 金のたまご
おはようございます。いつもコメントしていただき、ありがとうございます。
自分が受講者の時を思い出しますね。
汗水流して熱血指導して頂いた諸先輩に感謝です。
我々もいち早く追いつけるよう努力しなければなりませんね。