株式会社エス・ジー・プロ 警備計画
目次
☆警備計画の重要性
○警備計画は警備を実施する上で必要不可欠です。
お客様と警備会社の考えに相違があると適正な業務を実施することができない。
警備員も何をしたら良いか分らず、統制のない危険な業務実施になってしまう。
ここでは、交通誘導業務の受注から警備実施までの手順をご紹介いたします。
1.受注後の流れ
○警備業務を受注した場合、以下の手順で警備を実施します。
※あくまでも当社基準です。
- 業務内容と御客様情報の確認
- 警備計画書・警備請負契約書作成
- 警備契約締結
- 警備指令書作成
- 警備責任者への業務説明
- 担当隊員への業務説明
- 資機材準備
- 警備実施
2.警備計画書の詳細
○「警備計画書」の内容は以下の通り。
- お客様情報
- お客様の業務内容(工事内容)等
- 警備実施場所(地図)
- 危険予知活動
- 配置図及び警備実施要領
- 警備員装備図
- 緊急連絡図
- 安全衛生体系図
- 安全衛生系統図
それでは、一例ですがサンプルをご覧ください。※PDFを見れる環境が必要です。
「配置図・警備実施要領」
「装備図」
○Adobe Readerダウンロードは、こちら
※Adobe® Reader®は、無償で提供される信頼性の高いPDFファイルビューアです。
- 警備員5名による無線片側交互通行規制「配置図・警備実施要領」
※尚、イベント、施設警備に関しては、情報機密のためサンプルを掲載することは出来かねます。ご了承ください。
3.付帯業務
○警備業務と同時に行う業務のことを「付帯業務」と言います。
例えば、建築現場等で
- 「車道に出た泥や石を片付ける」
- 「入場者車両の台数をチェックする」
- 「交通誘導警備業務用資機材の設置・撤去」
※但し、あくまでも誘導業務が優先であることを忘れてはいけません。
○当社の代表的な「付帯業務」としては、「交通誘導警備業務用資機材」の提供、設置・撤去があります。もちろん、担当警備員も増員します。
尚、規制資機材を含めて受注した場合は以下のようにまとめて提示します。
サンプルは、こちら
- 夜間片側交互通行規制資機材一式
4.適正な警備業務の提供
○警備業務が単なる派遣業ではなく、請負業務である本質を見失うと警備計画を立てない警備員任せの業務実施となり、労災事故に発展すると当社は考えています。
警備業務は計画策定から隊員への打ち合わせで8割方が完了
残り2割は計画通りの警備実施、状況変化に伴う即応体制の整備
そのため、
現場巡察による指導・監督の徹底、お客様との綿密な協議が不可欠
警備計画策定は欠かすことのできない重要な業務なのです。